門前掲示板


平成30年11月の門前掲示


 「腹が立ったら拝むがよい」

 お坊さんが正式に住職になる式「晋山式」が、私の先輩のお寺さんで行われるのですが、私はその式で「法要解説」(司会)をするように頼まれました。
 司会の原稿は、以前同じ式で司会をしたことがある方に頼んで、原稿をお借りして、付け足したり削ったりして使用します。

 その晋山式の原稿の中に、「腹が立ったら拝むが良い」がありました。永平寺74世佐藤泰舜禅師の言葉です。
 原稿には次のように書かれていました。

「永平寺 佐藤泰舜禅師さまは礼拜の功徳として、次のように教えられております。
 手を合わせ無心に拝むとき、人は皆、
 まず第一に無我謙遜の心になります。
 第二に心が清らかに澄み切ってまいります。
 第三には心が引き締まってまいります。
 第四には心が広々としてまいります。
 オレがオレがという我見我欲は真心を込めて拝む時には出てきません。腹が立ったら拝むが良い、恨みの心が起きたら拝むが良い。心が自然に落ち着いて我見我欲の角が取れるのでございます。佐藤禅師さまはこのようにおさとしになっておられました。」

 私たちも、腹がったり、恨みの心が起きたら、真心をこめて手を合わせたいものです。



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